
「絵本ユニット はっちぽっち」って?
絵本と言えば、子どものおもちゃ、子どもに読み聞かせるもの、と思っている人が多いと思います。でも、絵本=心を動かすもの。いまは絵本を活用して、いろんなことができます。
子どもとのコミュニケーションに役立つもの、大人が何かを思い出したり、気づきにつながるもの、何も考えたくないときに心から笑えるもの、それが絵本です。
最近では、企業からのサスティナブルなメッセージを子どもたちに伝えるために、絵本を作ることもあります。
私たちは、ただ絵本が好きな集団ではありません。誰かの心を動かすために、絵本の魅力を伝えながら、いろいろなアプローチを考えていくプロでありたいと思っています。
HotchPotch=寄せ集めという意味ですが、独立して活躍する人たちが、楽しさをキーワードに集まってくるイメージで名付けました。絵本作家、絵本専門士、編集者、保育士、あそびうた作家、動画プランナーなど、いろいろな人が所属する拠点となりたいです。絵本に関するイベントやコンサート、キッズコーナー設置、絵本制作、絵本コラムの執筆、テーマに沿った絵本の選書、講演など、さまざまなご依頼をお待ちしています。
ちなみに、仕事という形でなくても、いろいろなことをご相談してみてください。
コロナ禍を経験して、ただ「読み聞かせで楽しませてくれればよい」という絵本のあり方に疑問を抱いています。
子どもにとって不安なもの、理屈がわからないもの、大人が抱えている悩み、そういうものを、絵本は助けてくれるきっかけになりうると感じています。「何もかも忘れて、好きな本をただずーっと読んでいたい」という気持ちだって、絵本が叶えてくれる願いごとのひとつ。
絵本から遊びに展開したり、子育てママの安心につながる講演に繋げたり、社会啓発イベントとコラボしたり、いろいろなきっかけ作りとなる絵本の魅力を、一緒に考えていきたいです。
――物語はいつだって人の心を動かして、ハッピーな気持ちにさせてくれたり、あったかい気持ちにさせてくれる。
絵本と音楽、絵本と科学、絵本と社会。絵本の可能性って無限大!――